皆様、こんにちは。不定期でお届けしている雑談コラムです。
本日、7月1日は東京ディズニーリゾートにとって特別な節目となる日です。今から6年前の2020年7月1日、新型コロナウイルスの影響による123日間の長期休園を終え、両パークが営業を再開しました。
掲載した写真は、その再開初日の朝に撮影した東京ディズニーランドのメインエントランスです。
まだゲストが整列する前、静かなゲートの手前の地面に整然と貼られた「Please Stand Here」の黄色い枠と足跡のマークが非常に印象的です。当時は感染症対策として、ゲスト同士の距離を保つためのソーシャルディスタンス・マークがパーク内のあらゆる場所に設置されていました。
開園以来初となる約4ヶ月もの全面休園を経て、手探りの中でゲストを安全に迎えるために徹底された、当時の運営側の苦労と決意がこの地面のマークから生々しく伝わってきます。当時は検温やマスク着用の義務化、入園者数を極端に絞った制限入園など、これまでにない異例の体制でのリスタートでした。
現在ではこれらのマークはすべて撤去され、エントランスはかつての賑わいを取り戻しています。日常が戻った今だからこそ、この写真に切り取られた景色は、パークが苦難の時期を乗り越えてきた確かな歴史の1ページとして、非常に感慨深いです。
当たり前のようにパークへ行き、自由に楽しめる現在の環境が決して当たり前のものではないという事実を、この1枚の写真が静かに物語っています。7月1日という再開の記念日に、当時の張り詰めた空気感と、それを乗り越えて繋がれた現在のパークの姿を改めて振り返るきっかけになればと思います。