東京ディズニーリゾート内にある1番眺望が良いレストランと言っても過言ではない「ベッラヴィスタ・ラウンジ」で、北イタリア旅行に行った気分を味わえるランチコースを食べてきたので紹介します。
予約した時間に店舗前に到着して、そこにいるキャストさんに名前を告げようとしたところ、キャストさんが先に「ゆうじ様、お待ちしていました。いつもご利用ありがとうございます」と言って頂き、店内へ案内して頂きました。
年に数回利用していているので、すっかり顔と名前を覚えられてしまったようです。
幸運にも、窓際の席(1列目)でした。
青空の下の、メディテレーニアンハーバーとプロメテウス火山は、最高に綺麗でした。
窓枠と一緒に風景を撮影すると、まるで額縁に入った絵画のようになります。
こういう演出がさすがディズニー。
12:00頃に、過去に東京ディズニーシーで行われたエンターテイメント「ミート&スマイル」の衣装を着たミッキーとミニーがミッキー広場に登場。
窓ごしで撮影したので、ぼやけた写真しか撮影できませんでした。
でも、食事をしながら大好きなミッキーを見ることが出来るとは思ってもみなかったので、とても幸せな時間を過ごせました。
なんと、13:10からスタートした「ミッキー&フレンズのハーバーグリーティング」も、見ることが出来ました。
タイミングが良ければ、東京ディズニーシーに入園しなくても、園内のエンターテイメントを見ることが出来るのは嬉しいですよね。
テーブルに案内された時には、コロナウイルス感染拡大防止ということで、テーブルクロスはもちろん、シルバー類(ナイフやフォークなど)も置いていません。
新型コロナウイルス感染拡大防止の為、東京ディズニーリゾート内の全てのレストランでは、店内メニューをゲストに渡していません。
注文する際には、キャストが持ってくる二次元コードが記載された紙から、スマートフォンを使用して公式サイトのメニューを見るようになっています。
また、スマートフォンを持っていないゲストのために、お渡し(持ち帰り)用のメニューが用意されています。
スマートフォンがなかったり、圏外で繋がらないときはキャストにお願いしてみてください。
→ ベッラヴィスタ・ラウンジのメニュー
注文を終えるとテーブルセットがセッティングされます。
画像の右上にある紙ナフキンは口を拭くものではなく、身につけてきたマスクを包むために使用します。
パン皿に置いてあったトーションには、前菜で使用するナイフとフォークが包んでありました。
コースに付いてくるコーヒーまたは紅茶は、同じものでしたらおかわりが自由なので、自分はいつも最初に頼んでいます。
特に、ディズニーホテルのレストランで提供されているカフェラテは美味しいんです。
あまりにも好きすぎて、結局、コース料理が終わるまで3回おかわりをしてしまいました。
産地:イタリア、ロンバルディア州
葡萄品種:シャルドネ 100%
味:辛口
価格:1,800円
スッキリとした爽やかな辛口で、喉ごしも良く、果実の香りも楽しめる味でした。
鰤のセミクルード(表面を炙って火を通して中はレア状態の調理)は、ハリのある身とサラっとした脂のバランスがとても良く、美味しかったです。
写真の右側にある円柱は、インサラータ・ルッサと言って、ロシアのサラダのことなんです。
香草やアンチョビ ケッパーで味を付けマヨネーズで和えてあるので、一般家庭でよく食べるポテトサラダとはちょっと違った味を堪能できます。
粒状のソースは、バニェットヴェルデと言って、イタリア語で「緑のソース」という意味。イタリアンパセリ、アンチョビ、ワインビネガーなどで作られています。
酸味と塩っけを感じられて、鰤との相性も抜群で、更に美味しくなりました。
玉ねぎが入っている柔らかいパンとバケットの2種類。
自分は、パンにはバター派なので、キャストさんにお願いして持ってきてもらいました。
ガルガネッリは、イタリア北部のエミリア・ロマーニャ州の代表的なパスタの1つで、平らな四角い麺を円筒形に丸めて作ります。
味は、ちょっと塩っけが強かったですが、濃厚なクリームソースがパスタに良く絡んでいて、美味しかったです。
微かですが、トリュフの香りも楽しめます。
一緒行った友達がチョイス。
ブレゼとは少量の水分でじっくり蒸し煮にするフランス料理の調理法で、ブリッダとはリグーリア地方で言う魚介の煮込みのことだそうです。
トマトソースベースで、いろんな魚介を楽しめる料理になっています。
※別途900円で「オマール海老のインパデッラ」を追加可能。
自分がチョイス。
仔牛フィレ肉は柔らかくて、口の中に入れると、肉の旨味が広がり、まさに美味。
肉と一緒食べるのは、上に乗っているパルメザンクラストと、下にあるパースニップ(根野菜)のピュレ。
チーズの塩っけと根野菜のサッパリとした味が、仔牛フィレ肉の美味しさを引き立てていました。
写真の右上にある仔牛すね肉のブラザートは、北イタリア・ピエモンテ州の料理(牛肉の塊を丸ごと赤ワインに漬け込んで煮込む料理)で、深みのある味付けで美味しかったです。
また、仔牛すね肉のブラザートに刺さっているのは、ポレンタチップと言って、北イタリアで食べる粗びきトウモロコシの粉を使ったものだそうです。
サクサク食感で、どこかで食べたことあるな〜と思ったら、某有名メーカーのお菓子「ドンタコス」に似ていることに気が付きました。
※別途¥1,500で、魚料理と肉料理の両方を注文可能。
ティラミスとチョコレートとコーヒーの3つの味を楽しめるデザート。
とっても美味しいのですが、結構甘いです。
個人的には、好きなデザートでした。
一緒に行った友達の誕生日が近かったので、キャストさんにお願いして、デザートに付けてもらいました。
誕生日プレートだけだと思ったら、記念撮影までして頂き、こんな素敵なフォトフレームカードに入れてプレゼントしてくれたんです。
一緒に行った友達も喜んでくれたので、サプライズ大成功でした。
料理、接客、価格、眺望、コロナ対策もしっかりしていて、全てにおいて、とても満足度が高いランチを味わえました。
やっぱり、ベッラヴィスタ・ラウンジは東京ディズニーリゾートの中で1番大好きなレストランです。
満足度、90点。
※今回レポートした内容は、あくまでも個人的に調べた情報&感想ですので参考程度にして頂き、メニューの詳細は現地のキャストさんにお尋ね下さい。