クリスマス期間中に東京ディズニーランドへ行ったら、ちょっと特別な食事をしたいですよね。
そんな方にオススメなスペシャルコースを紹介します。
プライオリティ・シーティングで予約した時間ジャストに店舗前に到着すると、店舗正面から見て右側にある列に並ぶように案内されました。
前の人から順番に案内されていき、約10分後に自分の番に。
どうやら予約してあれば、若干の時間誤差があっても問題なさそうな感じでした。
新型コロナウイルス感染拡大防止の為、東京ディズニーリゾート内の全てのレストランでは、店内メニューをゲストに渡していません。
その代わりにスマートフォンを使用して、QRコードから公式サイトのメニューを見るようになっています。
→ イーストサイド・カフェのメニュー
また、スマートフォンを持っていないゲストのために、お渡し(持ち帰り)用のメニューが用意されています。スマートフォンがなかったり、圏外で繋がらないときはキャストにお願いしてみてください。
パーク内では、マスク着用が義務付けられていますが、席に着くとマスクを外すことが出来ます。
その外したマスクを入れるための、袋を提供されます。
なお、トイレなどで席を離れる際には、マスク着用が必要です。
オーダーを終えると、シルバーセットを持ってきてくれます。
スペシャルコースを注文した方は、持ち帰り用のメニューを頂けます。
表にはコースに出てくる料理名、裏にはたくさんのバラに囲まれたベルと野獣がプリントされています。
こういう演出は嬉しいですよね。
プロシュートに包まれたカブは、野獣の角をイメージしているそうです。
ところで、みなさんは、プロシュートと生ハムの違いはわかりますか?
自分は何かが違うんだろうな〜というざっくりとしたイメージしかなかったのですが、今回調べてみました。
生ハムは、肉を長い時間かけて塩漬けし乾燥・醗酵したもの、もしくは塩漬けのあと低温燻製したもの。
プロシュートは、燻製しない生ハムのこと。
要するに、燻製しているかしていないかだそうです。1つ賢くなりました。
さて、肝心の味でが、シャキシャキ食感のカブ、プロシュートの塩っけ、リンゴの香りと甘酸っぱさなど、いろんな風味を楽しめる前菜になっていました。
ちょっとびっくりしたのは、オリーヴオイルのパウダー。とても滑らかな食感で、口の中で雪のように溶ける感覚は初体験でした。
外生地はバケットのような食感なのですが、内側はパサパサで微妙。
もっとふわっとした食感にした方が良いのでは?と思いました。
また、パンはおかわりが出来ません。1個のみの提供です。
ほのかに香るトリュフ、細かく刻んだサーモン、とにかくサーモンの味を堪能出来るパスタになっています。
とても美味しかったのですが、この後に肉料理が出てくるせいか、パスタが少なかったのがマイナス点。
俺は濃い味が好きなので、キャストさんにお願いして、粉チーズとタバスコを持ってきてもらいました。
さきほどのサーモンのクリームパスタに加えると、味に変化が出て、更に美味しく頂けます。
ブラザートとは、牛肉の塊を赤ワインに漬け込み、周りに焼き色を付けてから煮込む、北イタリアの郷土料理だそうです。
牛肉は適度な弾力あって、赤ワインの風味も感じられて美味しかったのですが、少し筋張っていたのが気になりました。
もう少し煮込んで柔らかくした方が好みかな。
酸っぱさがやや強めのアプリコットムースケーキはベルを、マッタリとしたチョコレートケーキは野獣をイメージしているそうです。
手前にある小さなカップはチョコレートで出来ていて、中にはピスタチオソースが入っています。
それをチョコレートケーキにかけて食べるのですが、ピスタチオソースは子供が飲む甘く味付けされた飲み薬みたいで、あまり美味しくなかったです。
アプリコットムースケーキとチョコレートケーキが美味しかった分、その点が残念でした。
価格:1杯1,070円
スパークリングワインはやや辛口だけど、フルーティで飲みやすく、カクテルのような感覚。
クリスマスのこの時期にピッタリな味わいです。
今回紹介したスペシャルコースに合ったスパークリングワインだと思いますので、是非一緒にご堪能下さい。
予約した時間がディナータイムということで店内は大変混雑して、騒がしかったです。
接客に関しては、丁寧で良かったと思います。
味に関しては普通、量も丁度良い。
パンを含み、合計5品で、この価格設定なら納得。
ただ、コース料理をうたっている以上、ソフトドリンクを1杯でも良いので付けて欲しかった。
オススメ度は、70点。
※レポートした内容は、あくまでも個人的に調べた情報&感想ですので参考程度にして頂き、メニューの詳細は現地のキャストさんにお尋ね下さい。