例年であれば今頃は、東京ディズニーシーでハロウィーンイベントを楽しんでいる頃ですが、残念ながら今年は中止に。
しかし、一部のレストランではハロウィーン限定グルメを提供しているという情報が入ったので、早速行って来ました。
その場所は、メディテレーニアンハーバーにあるテーブルサービスのレストラン「リストランテ・ディ・カナレット 」。
予約した時間にレストランへ行くと、キャストから「店内席とテラス席はどちららが良いですか?」と質問され、気温は33度という暑い日でしたが、優雅に食事をしたいと思い、テラス席に。
今回案内されたのは、テラス席でも奥の方の席。
暑いのかなって思っていたのですが、日陰のため、結構涼しかったです。
この素敵な景色。目の前に広がるヴェネツィアの世界、もう最高でした。
新型コロナウイルス感染拡大防止の為、東京ディズニーリゾート内の全てのレストランでは、店内メニューをゲストに渡さないようにしています。
その代わりにスマートフォンを使用して、QRコードから公式サイトのメニューを見てもらうようになっています。
→ リストランテ・ディ・カナレットのメニュー一覧
パーク内では、マスク着用が義務付けられていますが、席に着くとマスクを外すことが出来ます。
外したマスクは、キャストが提供してくれるミッキー&フレンズがプリントされた紙のマスク入れに収納します。
こういう細かい心遣いは、ディズニーならではですよね。
なお、トイレなどで席を離れる際には、マスク着用が必要です。
注文を終えると、シルバーセットが入っている籠を持ってきてくれます。
写真の左から、サンマのマリネ、アランチーノ、野菜のトルタ。
アランチーノとは、ライスコロッケ。シチリアやナポリの名物だそうです。
トルタとは、イタリア語でタルトという意味。
サンマのマリネは、骨は綺麗に取り除かれていて、身がふわっとしていて柔らかく、適度な酸味で味付けされていて美味しかったです。
アランチーノを切ってみると、中には粗切りのじゃがいも、とろっと溶けたチーズが入っていて、口の中に入れると適度な塩っけと濃厚なチーズの風味が広がります。
野菜のトルタは、サクサク食感のタルトの上に、バルサミコで味付けされたズッキーニやエリンギが乗っていました。
とても美味しい前菜でした。
パスタはメインディッシュからもチョイスすることもできます。
カサレッチェとは、イタリア語で「家庭の」とか「手作りの」という意味で、シチリア地方で生まれたS字型のくるりと丸まっていて溝があるパスタのこと。
ポルチーニ、椎茸、エリンギ、オリーブ、赤ワイン、ポークを使用したラグーソースは、いろんな食材の旨味成分が凝縮され、深みのある味になっています。
また、上に乗っているカボチャは甘く、白い葉っぱはとても苦かったです。
秋の味覚を堪能できるパスタでした。
ハロウィーンをイメージしたデザート。
チョコは蜘蛛の巣、右側のラズベリーソースは血を表しているのかな?
真ん中にある丸い形がチョコレートプディングで、滑らかな舌触りで甘さ控えめでした。一番下にはチョコクランチが敷いてありました。
左側にあるのがカシスエスプーマで、サクサク食感のシナモンビスケット(?)と一緒に食べると美味しかったです。
フルーツも添えられているので、彩りが良く、爽やかなデザートでした。
ハロウィーンにピッタリのセット料理でした。
また、キャストの接客も良いし、眺望も抜群、味も美味しかったので、大満足。
やっぱりカナレットはテラス席が最高!
ワンドリンクでも良いから紅茶かコーヒーを付けて欲しい・・・(4,600円のコースにはコーヒーまたは紅茶が付いてきます)
オススメ度は、80点。
※今回レポートした内容は、あくまでも個人的に調べた情報&感想ですので参考程度にして頂き、メニューの詳細は現地のキャストさんにお尋ね下さい。