ボンジョルノ!
ローマ1日観光の前半(バチカン美術館、サン・ピエトロ大聖堂)を終えて、ランチで体力を回復した自分たちは、後半(トレヴィの泉、スペイン坂など)へ出発。
今回は、その後半に周った観光スポットを順番に紹介していきます。
きっと、みなさんも知っている場所が出てくると思います。
さあ、一緒に歴史散歩へ出かけましょう。
バチカンの外から見たサン・ピエトロ大聖堂の大クーポラが美しいですね。必見です。
135年、第14代ローマ皇帝ハドリアヌスが自らの霊廟(ハドリアヌス廟)として建設を開始し、アントニヌス・ピウス治世の139年に完成。
14世紀以降は歴代のローマ教皇によって要塞、牢獄や避難所としても使用された。
サンタンジェロ城は、イタリア語では「聖なる天使の城」という意味。
サンタンジェロ城という名称になったのは、590年にローマでペストが大流行した際、教皇グレゴリウス1世が城の頂上で剣を鞘に収める大天使ミカエルを見て、ペスト流行の終焉を宣言したという言い伝えから名づけられたそうです。
もちろん、中に入ることが出来ます。入場料金は、大人が14ユーロで18歳未満は無料(9:00〜11:00と19:30〜24:00までの入場は7ユーロ)。
僕たちのツアーではサンタンジェロ城に入りませんでしたが、内部はローマの歴史を感じられる博物館になっているので、興味がある方や時間がある方は是非、内部も見学してみてください。
要塞だったいうことで、中には投石器や武器や兜などが展示されているそうです。
また、サンタンジェロ城にかかるサンタンジェロ橋は聖パウロと聖ペテロの像を初め、たくさんの天使像が飾られています。
この天使像がとにかく素晴らしく迫力があるんです。
完成したのは1910年。意外と近年になってからで、ローマ市民からは装飾が多すぎて、あまり評判が良くないそうです。
ちなみに、残念ながら観光客は中を見学することはできません。
もともとは、1世紀にドミティアヌス帝が造らせたドミティアヌス競技場でした。
ナヴォーナ広場には3つの噴水があるのですが、その中でも広場中央にあるオベリスクが付いた「四大河の噴水」は必見です。
作者はジャン・ロレンツォ・ベルニーニで、4つの大河(ナイル川、ガンジス川、ドナウ川、ラプラタ川)を擬人化した彫像が飾られています。
じっと見ていたら、まるで神話の世界に入り込んだような感覚になれました。
ちなみに、ここには1815年創業した老舗カフェ&レストラン「トレ・スカリーニ」があって、そこで提供されているタルトゥーフォというデザートが有名だそうです。
今回はツアーで行ったので食べれませんでしたが、次回機会があったら行ってみたいと思います。
みなさんも、優雅なティータイムを過ごしてみてはいかがですか?
紀元前25年、初代ローマ皇帝アウグストゥスの側近マルクス・ウィプサニウス・アグリッパによって建造されましたが、火事で焼失し、現在あるのは118年から128年に掛けて、ローマ皇帝ハドリアヌスによって再建されたもので、入り口にある円柱は1本14mあるんです。
円形の高さと直径どちらも43.3メートルで、ローマン・コンクリートで出来ており、下側の壁面の厚さは6mに達するが、上に上がるにつれて材質が変わっていき、ドーム上部は凝灰岩と軽石で作られていて、その厚さは1.5メートルになっています。
また、頂上部分にはオクルスと呼ばれる採光のための直径9メートルの円形の穴が空いています。
そこから光が差し込んでいる様子は、まるで天国から光の道が出来ているような、そんな風に思えました。
中には、あの有名なルネッサンス時代の画家ラファエロのお墓もありますので、お見逃しなく!
136年に亡くなったハドリアヌス帝の妻に捧げられた神殿で、養子のアントニヌス・ピウスが145年頃に完成させたと伝えられています。
現在では証券取引所として使用されています。
いよいよ、あのあまりにも有名なローマの観光地「トレヴィの泉」。
「トレヴィの泉」という言葉が歴史上初めて登場するのは1410年で、現在の姿になったのは1762年のこと。
高さ25m、幅役20mのローマにある最も巨大なバロック時代の人工の泉。
中央に水を司るネプトゥーヌス(ポセイドーン)が立ち、左に豊饒の女神ケレース(デーメーテール)、右に健康の女神サルース(ヒュギエイア)が配置されています。
みなさんもご存知の言い伝えで、後ろ向きにコインを泉へ投げ入れると願いが叶うという言い伝えがありますよね。
実は投げるコインの枚数によって願いが異なるんです。知ってましたか?
コイン1枚だと再びローマに来ることができ、2枚では大切な人と永遠に一緒にいることができ、3枚になると恋人や夫・妻と別れることができるそうです。
トレヴィの泉ですが、え?こんなところにあるの?と思うぐらい、いきなり町中に登場します。
結構びっくりすると思います。
それと、写真を見てもわかると思うのですが、物凄い人の数なんです。
これだけ多いとある問題が生じます。それは「スリ」。
ツアーガイドの方が「ここは本当にスリが多いので、カバンはしっかりファスナーを締めて、胸前に抱えておいて下さい。これからコインを投げる予定の人は今のうちに手に持っておいてください」と言われました。
自分も実際に投げてきましたが、何枚投げたかはヒミツ。
噴水の水はとても冷たくて、太陽の光でキラキラ輝いていました。
昔から、一度は訪れたいと思っていた場所だったので、夢が叶った瞬間でした。
またまた、ローマの有名観光地「スペイン広場」。
トレヴィの泉から10分ぐらいあるいたところにありました。
みなさんはこの場所が有名なのは知ってますよね?
そうあの名作「ローマの休日」で、オードリー・ヘップバーンが演じる王女アンが、ジェラートを食べた場所なんです。
映画と同じ場所に来ることが出来て感無量の俺でした。
残念ながら、現在では、保全のため広場での飲食や階段での座り込みが法令で禁止されています。
自分たちが参加した、1日観光のツアーはこの場所で終了。
時間は16時ごろでした。
参加した感想ですが、初めてのローマを1日でこれだけ効率よく周ることは出来ないので、参加して良かったです。
もし、またローマに来ることが出来たら、自分のペースで、のんびりとした優雅なローマ観光をしてみたいと思います。
さて次回は、2日目のディナーを紹介します。
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